2022シーズンイン、走るぞ!

学生フォーミュラチームは大会の翌日、早いチームだと大会が始まるずっと前から次年度大会に向けて動き出すため、「シーズンオフ」「シーズンイン」というものが曖昧だ。しかしモータースポーツ的に楽しむためにはやはりシーズンが始まる時のワクワクを感じたい、という訳で各チームの新しいマシンが走り始め、合同テストが間近に迫った今週を『2022学生フォーミュラ シーズンイン』としよう。

4月16日に京都工芸繊維大学が国内チームで最初に2022年マシンを走らせた。これに続き東京農工大学、日本工業大学、富山大学、同志社大学、静岡理工科大学、東京大学が2022年マシンのシェイクダウンを完了している。

https://twitter.com/kit_4mula_fresh/status/1515217612921180160?s=61&t=rw8AuQYuEYgBIXPVRm5wBw

現在合同テストは5/14、7/23、7/24、8/8-9、8/10-11の5日程が計画されていて、各日程の参加チームも既に決まっている。今年は合同テスト参加回数に制限が設けられ、5月7月の3日程から1回、8月の2日程から1回を選択できたようだ。各日程の参加チームは以下の通り。

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5/14にエントリーしたチームのうち、シェイクダウンを済ませた富山大学と静岡理工科大学は2022年マシン、まだ新車が完成していない岐阜大学と福井大学は2021年マシンでの走行と思われる。岐阜、福井ともに2021年マシンでのチェック走行を行ったようだ。神奈川工科大学は2021年のシャシーに新しいモーターを積んで走行するのでは?という予想。大阪大学もまだ新車が現れていないため2021年マシンでの参加か、と思われたが直前でエントリーをキャンセルしている。

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2day開催となる8月の合同テスト前半8/8-9には名古屋工業大学、千葉大学、京都工芸繊維大学、日本自動車大学校と速さを売りにするチームが並ぶ。後半8/10-11には2021年優勝した神戸大学、大阪大学、京都大学と関西の優勝経験チームが並び、2021年公式記録会で好タイムを出した名城大学、北海道大学もこちらにエントリーしている。

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7月8月となるともう少し先で待ち遠しくなるが、まずは今週末、2022年最初の合同テストを楽しみに待つとしよう。