学生フォーミュラ2022|エコパ合同テスト#2 AMセッション
快晴の中始まった今年2回目の合同テストには京都工芸繊維大学、埼玉大学、東京都立大学が新車を持ち込んだ。直前まで参加予定だったが東京理科大学は不参加に。京都工芸繊維大学はドライサンプ等で新仕様になったエンジンに加えて、フロント周りのエアロを大きく変更。フロントメインプレーンが新作された他、ノーズウイングとノーズ下にはストレーキが追加されている。
リアウイングは昨年仕様を流用しているが、サイドフロアからリアフロアにかけてのエアロパーツが新作されていた。
埼玉大学は昨年公式記録会に走ったマシンをブラッシュアップ。基本的には昨年と同仕様で、信頼性向上と車検対応が必要なところを変更したとのこと。
東京都立大学は大会参加2回目の新しいチーム。前回は車検不合格に終わったため、今年はまず車検を合格したいとのこと。
まずは京工繊からブレーキテストを開始。しかし、右フロント以外の制動弱く不合格。その後対応して、スキッドパッドに移行した。
「普段は狭いところで練習していて、一方向に回るだけだった。」「今回は8の字になって切り返しのところでコースを見失ってしまった。」と話すのは今回の合同テストが初めてのドライバー。乗り出しはアンダーステア傾向だったらしくロールレートを変更。「アンダーぽかったのでフロントスタビをひとつソフトにした。」これによりいつもバランスに近くなったとのこと。最終的に午前のベストタイムは4.952sec。ドライバー的には「いつも走っているところよりも路面が良くて、思ったよりタイムが出た。」とマシンの出来は上々の様子。
埼玉大学も車検でハーネスの固定など若干の対応を要したが、無事ブレーキテストを終えてスキッドパッドへ。タイムは確認できていないが、まずは走れたという感じか。マシン自体は昨年実績があり、ある程度信頼性は確保できていると見える。
東京都立大学は燃料系トラブルとブレーキ系にトラブル対応に追われて午前は走行できていない。午後からに期待したい。
1988年生まれ。大学在学中に学生フォーミュラに参加し、卒業後は自動車業界を経験。現在はモータースポーツを主軸とする技術ジャーナリストとして活動する。学生フォーミュラを起点に、競技車両の設計思想や製造の現場、競技を支えるエンジニアの思考を取材・執筆。技術と競技のあいだにある「それを作る人たちの思考」に関心を持ち、現在は国内外のレース車両開発や人へと取材領域を広げている。















