2022 エコパ合同テスト#2 PMセッション

路面温度は55℃近くなった午後のセッション、京都工芸繊維大学から走行を開始。

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京工繊はアウト・インのチェックの後、5周1セットを時々セット変更等を挟みながら繰り返す。3アウティング目コースインして4周したところでペースダウン、フロントタイヤのパンクが発生した。

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この時ドライバーのジャッジが早く、気づいたところですぐにペースを落としマシンを戻した。「フロントウイングが路面に擦ってる音がしたのでパンクに気づいた。」「戻ってみたらほとんど抜けてしまっていた。」とのこと。その後、別のUsedタイヤに交換してマシンの確認を続ける。63.6secを出したところでピットに戻る。

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15時半前Newタイヤを投入してアタックに向かう。Newタイヤでのタイムは63.899secをマーク。「(持ち込みから)定常でのオーバーが気になっていて、セット変更で少しアンダーなところまで戻せた。」「Newでのタイムはもう少しいくかと思っていた。」と悔しい表情。

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Newタイヤで走り出し、連続で10周を走りきってピットに戻ってきたのだが、ペースが思いのほか上がらず「(10周走って)4周目まではグリップを感じていたが、それ以降は熱ダレかグリップが下がった。」「あとは自分もバテてしまった。」とのこと。10周走りきった後はエンジンがオーバーヒートして走行を断念、この日の走行を終えている。「冷却は気温が高くなって問題が大きくなった。」「プラベートテストでもケアしながら走らせている。」とのこと。大会までには何かしらの対応が必須になりそうだ。

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午前にスキッドパッドを終えた埼玉大学もコースにマシンを出す。ただ数周したところでパワーダウン、ピットに戻ってしまった。
「途中でパワーがでなくなった。」「(4気筒エンジンの)何発か点火してない。」
その後はピットでの対応をすすめて、走行終了間際にアクセラに向かったが、復調しなかった模様。

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午後のセッション早々とブレーキテストに向かった東京都立大学は2回のブレーキテストをトライ。その後、周回走行に移行する。
過去の大会では車検不合格で終わっているこのチームにとって未経験のエコパの1周。シェイクダウン直後のマシンで、安全マージンを大きくとった走行だったがしっかり1周走りきった。「チェーンの音がしていた(テンションが緩かった)のと、自分が未経験だったためゆっくりいった。」とのこと。

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その後、ドライバーを交代して再度コースイン。先程よりは速いペースで走しり出すが、コースイン直後からカラカラと異音が聞こえる。2個目のスラロームでマシンストップ、チェーンが外れてしまった。マシンを回収、走行終了時間まで修復を試みるが間に合わず。そのままこの日を終える。「(エコパ1周できたので)ここから車検、課題などクリアしていきたい。」と話してくれた。

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炎天下でのエコパ合同テストは明日も続く。