学生フォーミュラ2022|関西合同テスト
昨年大会優勝チームの神戸大学は一昨日泉大津でシェイクダウンを済ませたところ。ベテラン、ルーキー両ドライバーで周回コースを走行、マシンチェックを実施した。ジムカーナの経験を有するルーキードライバーは「マシンも周回コースも初めてでドライバーもシェイクダウンしたところ」「(ジムカーナもパイロンコースだが)ジムカーナでは要所にパイロンが置かれるのに対して学生フォーミュラは並んでいる」「この高さでのパイロンコースにまだ慣れていない」と手探り状態のようだ。とはいうもののマシンの動きとしては見た限りおかしくはない、阪大同様にシェイクダウン直後から安定して走れるのは流石上位チームといった印象。
午前はエンジン始動に手間取る様子も見られ恐る恐るの走行だったホンダテクニカルカレッジ関西だが、午後はペースを上げて周回コースを走行。日産京都自動車大学校は日付が今日に変わるまで作業をしてマシンを持ち込んだとのこと。その甲斐あってか発進と減速を確認出来ていた様子。元気な加速も見られてチームから笑い声が上がったのが印象的だった。昨年大会参加を見合わせた岡山大学もマシンを持ち込み車検をした後、走行終了間際になんとかブレーキテストまで持ち込めた。
ロングランで不安要素を残した京工繊に対して後ろから急接近してきた阪大、という構図により一層大会の楽しみが増した関西合同テストだった。面白くなってきた。
1988年生まれ。大学在学中に学生フォーミュラに参加し、卒業後は自動車業界を経験。現在はモータースポーツを主軸とする技術ジャーナリストとして活動する。学生フォーミュラを起点に、競技車両の設計思想や製造の現場、競技を支えるエンジニアの思考を取材・執筆。技術と競技のあいだにある「それを作る人たちの思考」に関心を持ち、現在は国内外のレース車両開発や人へと取材領域を広げている。











